火災

川崎市役所新庁舎の火事原因は「熟練工不在が故の不注意か」新庁舎火災

川崎市役所新庁舎の火事原因は「熟練工不在が故の不注意か」新庁舎火災 火災

10月25日午前11過ぎ、建設中の川崎市役所の新本庁舎の屋上から「黒煙が出ている」などと火災を知らせる通報がありました。

火元は25階建て24階部分の天井の断熱材部分とみられ午後1時も消火活動が行われています。けが人はなしということですが、3ヶ月ほど遅れていて来年6月に完成予定でしたが、さらに伸びてしまう可能性が指摘されています。

川崎市役所新庁舎建設現場で火事

2022年10月25日午前11過ぎ、建設中の川崎市役所の新本庁舎が火事となりました。

とすこ
とすこ

建設現場って防災設備が整っているわけじゃないから、よく考えたらかなり危険な現場だよね。しつこいほど安全点検を励行させられるのも納得。

川崎市役所新庁舎の場所はJR川崎駅から徒歩3分

川崎市役所新庁舎の場所は、〒210-8577 神奈川県川崎市川崎区宮本町1です。現在の川崎市役所とは、大通りを隔てて斜め向かいの場所となっています。

JR川崎駅や京急川崎駅から徒歩3分ほどの位置にあり、周辺のビルの中で一番高い建物です。

 

川崎市役所新庁舎火事当日の天気は小雨、強風注意報も

川崎市役所新庁舎の火事は午前11時頃に起きました。その当時、川崎市では強風注意報が出されており、風速は6メートルから7メートルほどあったものとみられます。

火災が映し出されている画像でも、煙が風に吹かれて横へ流れている様子が分かります。

現場である川崎市の天気は曇りで気温は14度。川崎市役所新庁舎の消火活動中は小雨が降っていたようです。

川崎市役所新庁舎火事当日の天気は小雨、強風注意報も

川崎市役所新庁舎火事当日の天気は小雨、強風注意報も

 

川崎市役所新庁舎の火災原因は熟練工が減ったせい?

川崎市役所新庁舎の火災原因は何だったのでしょうか。天井の断熱材部分から出火と報じられていますが、その原因はまだ明らかになっていません。「天井の鋼板切断中に断熱材から出火か」とも言われています。

捜査関係者によりますと、出火当時、バーナーを使った作業で火花が出て、断熱材に燃え移った可能性があるということです。警察と消防が出火原因を詳しく調べています。(TBS NEWS DIGより引用)

しかしSNSで、「未熟な人だけでの工事による人災なのでは」という声をキャッチしました。

川崎市役所新庁舎の火災原因は熟練工が減ったせい?

川崎市役所新庁舎の火災原因は熟練工が減ったせい?

近年増えましたね。
工事中の大規模事故が頻繁に報道される様になりました。
建設機械の横転、トンネル掘削機を落下させる、工事中の壁面が崩落
値引き要求は厳しくなる一方で、赤字受注でも取らないと次の仕事が来ない、高い賃金は出せないから熟練者は雇えない事情も有るのでしょうかな?
生産現場でも熟練工がいないそうです。
今や国内の生産現場で海外工場から来て貰った人に教えを請うシーンも有るそうです。
技術伝承が不可能になった日本ですから、国内回帰を叫んでも不可能な現実が有る。

川崎市役所新庁舎の施工会社は、大手建設会社でゼネコンの大成建設ということがわかっています。

 

ひより
ひより

今回の火事も熟練工不在が故の不注意から生じたのでしょうか。原因究明が待たれます。

川崎市役所新庁舎火災の原因「

 

川崎市役所は火事の原因を、公式サイトでPDF資料にて公開しています。

新本庁舎で発生した火災について(第2報) 令和4年10月25日 報 道 発 表 資 料

令和4年10月25日(火)11時00分頃、新築工事中の新本庁舎において火災が発生
しました。この火災により、近隣の皆様に御心配、御迷惑をお掛けしましたことをお詫びい
たします。

1 発生場所
川崎区宮本町1番地
川崎市役所新本庁舎新築工事現場

2 経緯
令和4年10月25日(火)
11:00頃 火災発生
11:07頃 黒煙の発生を確認
11:13 消防到着
12:57 火災鎮火

3 逃げ遅れ、負傷者等
なし
当時、720名が作業中

4 火元・原因
24階で天井の鋼板を切断作業中に、天井裏の断熱材から出火した疑い

ひより
ひより
鋼板の切断作業中に火の粉が舞って、断熱材に引火したということでしょうか。
そんなことって、よくあることなのでしょうか。
とすこ
とすこ

やはり経験のない作業員が作業していたのでは?

 

火災現場で取り残された人の恐怖「絶対皆死ぬ」

川崎市役所の建設現場火災で取り残された作業員が、当時の恐怖を語っています。

25階に取り残された作業員:「火が上がってきたら、絶対皆死ぬのではないかと思って。本当に怖かったです」

25階に取り残された作業員:「急にニオイが臭いというふうになったから、逃げようかなと皆で話している時に、煙がブワァーって上がってきて。逃げ道が階段しかないから、階段から煙が吹き出てきてしまって。それで『もう逃げられない』と」

この作業員は、火災発生からおよそ20分後、到着した消防隊員の誘導で避難できたそうです。

一方、消防隊は62人で消火活動を行っています。

新川崎市役所は、地上100メートルを超える高層階です。どうやって消火活動が行われたのでしょうか?

消防によると、長さ20メートルのホースを26本つなぎ、階段を使って、24階まで運んで放水したということです。

川崎市役所で発生した火はおよそ2時間後に消し止められ、当時、建設現場にいたおよそ700人の作業員にけがをした人はいないということです。

 

 

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