ある日の放課後、花野井くんとほたるはおしゃべりをしながら学校探検をしています。そして誰もいない教室でふたりで過ごしながら花野井くんへの気持ちを再確認できたほたるは、ついに花野井くんに「合図」をします。そして、ついに初めてのキス…♡
花野井くんと恋の病【第20話】あらすじ「初めてのキス」
ある日の放課後。
ほたると花野井くんは学校の中を探検しています。
先日のボーリングの帰りに、ほたるに何か伝えにくそうなことを話そうとした花野井くん。ほたるは言いにくいことを無理して言うのではなくて、その代わりに普段からもっと聞きたいと思ったことを花野井くんに聞くようにしたい、と提案しました。
その約束の通り、探検をしながら花野井くんの中学校時代の話を聞くほたる。
途中、部活をしているしばむーや圭悟くん、そして圭悟くんを待つきょーちゃんにも会って、普段の教室での様子と違う友達の一面も知ることができました。
さらに歩きながら、ほたるは花野井くんの「友達を作らないポリシー」について質問すると、中学生の時には花野井くんにひとり友達がいたことが判明!ふたりは空き教室の床にしゃがみ、花野井くんはその友達の話をしてくれました。
とても年上の人であること、花野井くんが反抗期のときにピアスをあけてくれたこと、常識とか考えない自由な人だったこと、そしていつの間にかいなくなってしまったこと…。楽しそうに、懐かしそうに、そして寂しそうにその「友達」について話す花野井くんは、友達なんてどうでもいいと思っている人には全然見えなかったほたるです。
そんな花野井くんにほたるは、「花野井くんは自分が思っているよりもずっと誠実な人だよ」と伝えます。さらに「花野井くんはかわいい」とも…。
そしてほたるは花野井くんに「少しの間お地蔵さんになってほしい」と突然言い出しました。わけがわからない花野井くんにほたるは「いつも花野井くんに抱きしめられたりすると、わーってなって自分の気持ちが考えられなくなるから、一回私から色々させてみてほしい…!」と話します。花野井くんはびっくりしつつも「でも、もう僕の我慢が利くかどうか…」と正直に伝えると、「今回はちゃんと覚悟してるから大丈夫…」と言うほたる。
そして「お地蔵さん」状態になっている花野井くん。そんな花野井くんの頬や耳、髪に触れて、自分の中から「大好き」「もっと触れたい」といった気持ちが溢れてくることを感じています。そしてほたるは花野井くんの頭にキス…♡
ビックリしながら「今のは…?」と聞く花野井くんに、ほたるはカーテンで顔を隠しながら小さな声で「…ぁ、合図…」と答えます。
そして花野井くんは優しくほたるの唇にキス…♡♡
ふたりは初めてのキスをしました。
花野井くんと恋の病 5巻
おまけの花野井くん
何度も見てしまう、、
これかーーーーー!笑
花野井くん可愛すぎる♡♡
20話の最後のほたるちゃんを
優しく見つめる花野井くんの
あの表情が大好物です(੭ ˃̣̣̥ ω˂̣̣̥)੭⁾⁾笑#森野萌 #花野井くんと恋の病 pic.twitter.com/TbI6eUM3LS— Rui (@ruiiiiiii3) January 23, 2020
花野井くんと恋の病【第20話】感想「気持ちを大切にし合えるふたり」
まずは花野井くん、おめでとう!!!ようやくほたるからの「合図」をもらえました!
先日のボーリングの帰りに無理やりキスしちゃわなくてほんとうに良かったです。
あの時ほたるは花野井くんに触れたくなって抱きしめていたのに花野井くんに「気をつかっている」なんて言われちゃったから、もしかしたら自分の気持ちがホンモノなのか自信がなくなってしまったのかもしれません。だから今回花野井くんに「お地蔵さん」になってもらって、ほたるは自分で自分の気持ちを再確認したのだと思います。結果、気をつかっているんじゃない、ほんとうに花野井くんのことが大好きだし花野井くんに触れたいんだってちゃんと確信できて良かったです♡
ここまでとても丁寧にお互いを知ってきたふたり。それでもまだまだ知らないことはたくさんあるし、それを知りたいとも思っているのでしょうね。
それでも、花野井くんが「キスしたくなったら合図をして」とほたるに言ったのと同じように、ほたるも花野井くんが言いたくないと思っていることを無理に聞き出したいわけではないから、ボーリングの帰りに花野井くんが無理に話そうとしたのをちゃんと止めてくれました。
「聞きたい」気持ちも「言いたくない」気持ちも、そして「したい」気持ちも「したくない」気持ちもそれぞれを大事にし合っているふたりです。
そして今回花野井くんが初めて話してくれる「唯一の友達」の話について聞くときにも、ほたるは「花野井くん、言いたくないかな」「でも楽しそうに話しているから大丈夫かな」って相手の気持ちにやっぱり寄り添っていました。
そうやって相手の気持ちに寄り添う努力をしているから、花野井くんは自分で言っているほど友達なんてどうでもいいとは思っていなさそう、とほたるは気づくことができたのだと思います。
「友達なんてどうでもいい」というセリフはとても冷たい言葉だけれど、そうやって気持ちをよく考え合える関係だから、言葉だけををそのまま捉えるようなこともせず、花野井くんを誤解するようなこともありません。
お互いの気持ちを大切にし合っているステキなカップルですね!
羨ましい(笑)!!
まだほたるの小6のときの事件や八尾くんの問題もふたりの間には残っているけれど、こんなふたりならきっと乗り越えられますね。
幸せいっぱいな20話でしたが、次回もこの幸せが続くのか、それとも波乱なのかな…?
次回も楽しみです!
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