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花野井くんと恋の病

花野井くんと恋の病【第36話】あらすじと感想「ふたりきりの後夜祭」

花野井くんと恋の病【第36話】あらすじと感想「ふたりきりの後夜祭」 花野井くんと恋の病

後夜祭はしばむーたちと過ごしたいだろうとほたるに気を遣い、自分は帰ったことにした花野井くん。でも失くしたピアスを探している途中でほたるに見つかってしましました。みんなの手助けでなんとかピアスは見つかり後夜祭の花火を教室からふたりきりで見ながら、改めて花野井くんに「好き」と告白するほたるでした。

花野井くんと恋の病【第36話】あらすじ「ふたりきりの後夜祭」

文化祭も終わり、残るは後夜祭です。

花野井くんはピアスが無くなっていることに気づき、一人で探すことに。
そして「後夜祭に出ないで帰る」とほたるに連絡をしました。

花野井くんが校内でピアスをひとりで探していると、ほたるがやってきました。正直に「ほたるちゃんは僕といる時間を作ってくれるってわかっていたけど、柴村さんともいたいだろうし…」と言うと、ほたるは「確かに目の前のことにいっぱいいっぱいで、バランスとるの難しいなって思う」「でも花野井くんとの文化祭もすごく楽しみにしてた!」と言ってくれました。そしていっしょにピアスを探すことにしました。

探しながらほたるは、何か思い出があるピアスなのかと花野井くんに聞くと、花野井くんは前に話した友達(ギンジさん)に初めて買ってもらったピアスだったことを教えてくれました。
思っていたよりも大事な品だったことを知ったほたるは、クラスの友達にも呼び掛けてみんなで探すことにし、無事みつけることができました。

そして別のところを探していた圭悟くんたちに電話しお礼を伝えました。いつもはクラスでまったく喋らない花野井くんの「ありがとう」の言葉に周りにいたみんなもびっくりしていました。

そして、ピアスが見つかったので、後夜祭の花火をほたると花野井くんは教室から眺めることができました。
実は後夜祭のためにきょーちゃんがほたるにロングヘアのウィッグをつけてくれていたのですが、花野井くんはそれを見て「髪を伸ばすの怖いって言っていたけど、大丈夫?」と心配しています。ほたるは「花野井くんが葛藤しながら変わっていくのを見て、私もって思うの」「そんな花野井くんを好きだなって思うから…」と話してくれました。
さらにほたるは、「私、花野井くんのことが…好…」まで言うと、花火の大きな音でほたるの声がかき消されてしまいました。そして何度も言い直そうとしてもそのたびに大きな花火の音。最後には花火の音に負けないように、大声で「颯生(さき)くんが、好き!!!!!」と怒鳴ってしまいました。

そのころ八尾くんは、コンビニに買い物に来て、昨日の文化祭で一緒だった小学校の時の友達に会いました。そしてその友達は、当時八尾くんとほたるが付き合っているという噂があったことや、小学校の卒業前にほたるが急に髪が短くなったのは、のんちゃんが八尾くんを好きで、ほたるに嫉妬して切ってしまったのではないかと言う噂があったことを話しました。

そして後夜祭が終わってふたりで帰るほたると花野井くん。
花野井くんは「ほたるちゃん、実は、昔君に―」と言いかけたところで、ひとりの女の子をほたるの後方に見つけて驚いた表情を浮かべていました。

花野井くんと恋の病【第36話】感想「一番じゃなくても大丈夫」

ようやく仲直りができて、後夜祭を楽しめそうです。
ほたるは文化祭の間中しばむーのことでいっぱいいっぱいだったから、きっと花野井くんに埋め合わせをするつもりだっただろうし、そもそもほたる自身も花野井くんと過ごす時間が欲しかったのではないかと思います。
なのに花野井くんは友達との時間が確保できるように気を遣ったのか帰ったことにしてしまいました。花野井くんすごく変わりましたね。前はほたるの「一番」になりたくて無理ばかりしていたけど、色々な人と関わるようになったおかげか、ほたるにとって順番はつけようがないことがわかってきたのかもしれません。
多分、自分がほたるとの時間が欲しいのと同じように、しばむーたちもほたるとの時間を大切にしているし、自分にとってかけがえのない時間であるのと同じように、しばむーたちにとってもかけがえのない時間なんだろうと花野井くんは分かってきたのだと思います。

そして、花火を見ているシーンは笑いました!ほたるが何度「好き!」って言っても花火の音に負けてしまうという…。半べそのほたるに花野井くんも困っちゃってます(笑)。だけど、ただ面白いだけのシーンじゃなくて、葛藤しながら頑張っている花野井くんを見ていて好きだなって思うって…。花野井くん泣けてきますね。花野井くんは最初は完璧な彼氏になろうとしていたけどそうじゃなくて、葛藤から逃げずに踏ん張っている花野井くんを見て、ほたるも自分のトラウマに向き合ってみようとし始めているのです。花野井くんが何かからほたるを守るのではなく、花野井くんの影響でほたるが強くなっていく…。とてもステキな関係だと思います。

さて、そんなほたるとの関係に花野井くんは自信を持ち始めているのか、いよいよほたるに昔のことを話そうとしました。できれば隠したままにしておきたい、大嫌いだった自分。それをほたるに話しても大丈夫なんじゃないかと思えるくらいに自信がついてきたのですね。
でも、そこに通りかかった謎の女の子…。
花野井くんの驚き方から想像するに、もしかしてその女の子は…。

次回が待ちきれません‼

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