より良き世界のため、日々諜報任務にあたっていた凄腕スパイ・黄昏(たそがれ)に新たに与えられた司令は、家族を作ることだった!!スパイの父・黄昏、殺し屋の母・ヨル、エスパーの娘・アーニャの3人が、互いに正体を隠しながら共に生活する特殊家族コメディ「SPY✕FAMILY」。第22話は、黄昏がテロを防ぎ、白い犬がフォージャー家の一員に加わるというストーリーでした。この記事では、「SPY×FAMILY」第23話のあらすじと感想を紹介します!
SPY×FAMILY【第23話】あらすじ「白い犬と一緒に遊ぶ!名前をつける!」
白い犬がフォージャー家にやって来た次の日、アーニャは学校で犬を飼いだしたことを話します。ベッキーに話して手応えがあると思ったアーニャは、ダミアンにも話しに行きます。ダミアンの家にも犬がいるので、犬がいることを話せばダミアンと仲良くなれると思ったのです。ダミアンを見つけるなり、ドヤ顔で「アーニャんち いぬいる」と言ったアーニャ。ダミアンに「だからどうした」と真顔で返されてしまい、(せかい おわった…)と絶望します。絶望するアーニャを前に、(そんなヒドイこと言ったか?)と焦ったダミアンは「名前 何て言うんだ…?」と聞きます。ものすごくいい笑顔で顔をあげたアーニャは「なまえ・・・」と少し考え「いぬ」と答えました。「キサマに犬を飼う資格はない」とダミアンは去っていってしまいます。
ベッキーにどうやって名前をつけるか相談し、家に帰ってきたアーニャ。家族3人で白い犬を連れ、ドッグパークに行くことになります。犬を連れて歩きながら、黄昏は餌のあげ方やほめ方・叱り方を覚えないといけない、とアーニャに話し「最後まできちんと面倒見る覚悟を持たないとな」と言います。ドッグパークに着き、全力で犬と遊ぶアーニャを見ながら黄昏は、(最後まで面倒を見る覚悟…? オレが言えたセリフではないな…)と思います。任務を終えたら、「フォージャー家」はお役御免。ヨルとアーニャとも、そこで終わりなのです。一刻も早い冷戦終結を目指すことが最善の未来、と思いながら、黄昏は「そろそろ帰るぞ」と声をかけます。戻ってきたアーニャは、手袋がなくなっていることに気づきました。白い犬は、強面のブルドッグがアーニャの手袋をくわえていることに気づき、ブルドッグから手袋を取り戻します。取り戻した手袋をアーニャに差し出す白い犬を見て、アーニャは好きなスパイアニメの主人公・ボンドマンと白い犬が似ていると思います。
家に帰ったアーニャは、犬に黒いリボンの付いた首輪をつけ、「いぬさんのなまえは“ボンド”にする!」と発表しました。アーニャは張り切って、ボンドに餌をあげ、トイレの仕方を教えます。ボンドと一緒にアニメを見始めたアーニャ。黄昏は、オレがフロから出たら勉強だぞ、と釘を刺します。お風呂を済ませて戻ってきた黄昏が、ヨルに手招きされてリビングを覗くと、遊び疲れて、ボンドと一緒に気持ちよさそうに寝ているアーニャの姿がありました。
SPY×FAMILY【第23話】「コロコロ変わるアーニャの表情が素敵!」
白い犬の名前は、「ボンド」に決まりました!ボンドと思いっきり遊び仲良くなったアーニャが、ボンドにもたれかかって寝ている最後のシーンがとても素敵でした。アーニャとボンドの寝顔がとても可愛らしく、平和だなと思いました。
第23話では、久々のアーニャとダミアンのかけあいのシーンが楽しかったです。アーニャとしては、ダミアンと仲良くなったらミッション成功で、世界の平和が保たれると思い、ドヤ顔で犬を飼いだしたことを話すのですが、ダミアンは何の悪気もなく、素で「だからどうした」と返すシーンが面白かったです。ダミアンとしては、急に「アーニャんち いぬいる」とだけ言われたので、無理もない反応だったかもしれません。ダミアンに素っ気ない反応をされ絶望するアーニャの表情と、その後「名前なんていうんだ?」と聞いてもらい、パァァァっと一気に明るくなる表情のギャップが大きく、惹きつけられました。コロコロ変わる可愛らしい表情が、アーニャの魅力のひとつですね。今回はダミアンと大きく距離が近づくことはなかったですが、これからに期待です。
黄昏の(最後まで面倒見る覚悟…?オレが言えたセリフではないな)と内心で思ったときの表情が印象的でした。スパイという職業柄仕方のないことなのかもしれませんが、ミッションが終わったらフォージャー家も解散してしまうというのは、やはり寂しいですね。アーニャは黄昏をとても慕っており、黄昏もアーニャを大切に思っていることが伝わってくるシーンもあるので、2人が“家族”であることが終わってしまう日がくるのは悲しいなと思います。
ボンドとアーニャが仲良くなり、楽しそうなフォージャー家の一幕でした。ボンドはこれからフォージャー家の一員としてどんな活躍を見せてくれるのでしょうか?今後に期待です!
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