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SPY✕FAMILY【第5話】あらすじと感想「いよいよ面接試験本番!順調に答えるフォージャー家だが…!?」

SPY✕FAMILY【第5話】あらすじと感想「いよいよ面接試験本番!順調に答えるフォージャー家だが…!?」 スパイファミリー

より良き世界のため、日々諜報任務にあたっていた凄腕スパイ・黄昏(たそがれ)に新たに与えられた司令は、家族を作ることだった!!スパイの父・黄昏、殺し屋の母・ヨル、エスパーの娘・アーニャの3人が、互いに正体を隠しながら共に生活する特殊家族コメディ「SPY✕FAMILY」。第4話は、面接会場に来たフォージャー家の3人が、次々降りかかるハプニングに何とか対応するというストーリーでした。
この記事では、「SPY×FAMILY」第5話のあらすじと感想を紹介します!

SPY×FAMILY【第5話】あらすじ「順調に答えていくものの、いじわるな試験管がいて・・・」

黄昏とアーニャ、ヨルはいよいよイーデン校への面接試験にのぞみます。事前に試験官たちの性格や人物像、質問の傾向などの情報を集めていた黄昏は、相手の望む答えを冷静に導き出し、答えていきます。
最初に質問してきたのはウォルター・エバンズ先生、黄昏とヨルが再婚であることを指摘し、どういった関係だったのかと尋ねます。黄昏は、偶然に仕立屋で出会い凜とした立ち振る舞い(背後を取られた)に惹かれたと話し「会話を重ねるうちに意気投合(利害が一致)しまして」と事実を上手く言い換えて話します。志望理由についても堂々と答え、エレガントな寮長、ヘンリー・ヘンダーソンはその様子に深く頷きました。ヨルも、練習通りきちんと答えていきます。家庭での料理について尋ねられたヨルは動揺してしまいますが、「ウチでは料理はボクが作っています」と黄昏がカバーしました。そこに、マードック・スワン先生が「飯作らない嫁とか存在するの!?」とつっかかってきます。彼は先日離婚したばかりで、今までの面接でも他人の家庭を妬んで当たり散らしたような発言ばかりしていたのです。
続いて、アーニャへの質問に移ります。学校でやりたいことについて「そしきのボスのひみつをあばきたいです」と答えてしまう危うい場面もありましたが、黄昏の心も読みつつ、概ね順調に答えていきます。エバンズ先生からの「お父さん、お母さんに点数をつけるとしたら何点かな?」という質問に対し、アーニャは「100てんまんてんです ちちもははもおもしろくてだいすきです ずっといっしょがいいです」と答えます。そこへスワン先生が「じゃあ今のママと前のママどっちが高得点だ?」とつっかかりました。アーニャは、「…ママ…」と小さく呟き泣き出してしまいます。黄昏は“任務のためには我慢だ”と自分に言い聞かせますが、次の瞬間には拳を振り上げていました。
黄昏が殴ったのはスワン先生の目の前の机でした。黄昏は「失礼 蚊がいましたもので」と言い、「子どもの気持ちを軽んじるのが貴校の教育理念なのでしたら 選ぶ学校を間違えました」と言い放ち部屋を後にします。フォージャー家が出て行った後も激高するスワン先生に対し、ヘンダーソン先生は「我が校を侮辱したのはどっちだ」と顔面にパンチをおみまいしました。
家に帰った後、3人は「絶対落ちた…。」と落ち込んでいました。アーニャは学校に行けないと家族として3人が一緒にいる時間が終わってしまう、と悲しみます。ひと息つくことにした3人は、ひとまず面接の労をねぎらいヨルの入れたお茶で乾杯したのでした。

SPY×FAMILY【第5話】感想「アーニャにとって、フォージャー家は“100てんまんてんです”」

イーデン校の波乱の面接試験に挑む第5話でした。予想外に意地の悪い質問に、読んでいるこちらも腹を立ててしまいましたが、黄昏たちはどうなってしまうのでしょうか…。
前半は順調だった面接試験では、黄昏が事実を巧みに言い換えて嘘と真実を織り交ぜて話すシーンが印象的でした。“利害の一致→意気投合”、“背後を取られた→凜とした立ち振る舞い”など、確かにそう言えなくも無いかも…?といった絶妙な表現が面白かったです。アーニャの危なっかしい発言も、黄昏が上手くカバーしてました。“そしきのボスのひみつ”については、黄昏が心の中で考えていた“敵組織とそのトップ デズモンドの計画を暴き出す!”という決意をアーニャが読んでしまったゆえの発言でしたが、黄昏は「トップまで登りつめた校長先生の生き方に興味津々で…。」とカバーしていて、凄まじいカバー力だなと笑ってしまいました。
そんなアーニャでしたが、黄昏とヨルのことを「100てんまんてんです」と答えたところはとても心があたたまりました。アーニャは2人のことが大好きで、心からずっと一緒にいたいと思っているんだなということが伝わってきました。だからこそ、スワン先生の質問は、子どもの心を踏みにじっていて本当に腹が立ちました。黄昏も、アーニャが孤児院にいたことをふまえ、質問の変更を求めましたが、スワン先生は引き下がりません。ついに泣き出してしまったアーニャをみて、こちらも悲しくなりました。アーニャの過去については、エスパーをもっていてどこかの実験室のような場所にいたことくらいしか今のところ描かれていません。アーニャの生みの親はどうなっているのか、孤児院に行くまでどうしていたのか、などなど、アーニャの過去についても気になりました。
珍しく怒りをあらわにし、面接会場を後にしてしまった黄昏、果たしてアーニャはイーデン校に合格できるのか…。第6話が待ちきれないですね!

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