より良き世界のため、日々諜報任務にあたっていた凄腕スパイ・黄昏(たそがれ)に新たに与えられた司令は、家族を作ることだった!!スパイの父・黄昏、殺し屋の母・ヨル、エスパーの娘・アーニャの3人が、互いに正体を隠しながら共に生活する特殊家族コメディ「SPY✕FAMILY」。第7話は、アーニャのイーデン校入学に向けて、作戦を確認したり制服を作ったり、パンチを特訓したりと準備を進めるというストーリーでした。
この記事では、「SPY×FAMILY」第8話のあらすじと感想を紹介します!
SPY×FAMILY【第8話】あらすじ「入学初日から波乱の幕開け…!?」
アーニャたちはイーデン校の入学式に出席していました。黄昏は、アーニャを優等生にする作戦を半ば諦め、アーニャとデズモンドの次男・ダミアンとが仲良くなる作戦を考えていました。そのために、ダミアンとアーニャが同じクラスになるように事前にクラス編成を一部改ざんしていたのです。順に名前が呼ばれ、クラス担任の方に集まっていきます。アーニャは、ダミアンや大手軍事企業ブラックベルCEOの娘・ベッキーと同じクラスになります。そして、クラス担任はエレガントが信条のヘンダーソン先生でした。
生徒達は列になって、学校のなかを案内してもらいます。アーニャのクラスメイトたちは、総裁の息子であるダミアンに群がり、お世辞を言ったり仲良くなろうとしたりします。ダミアンはアーニャを目に留め、「おまえんトコは?親は何の仕事してんだ?」と話しかけます。アーニャが「こころのおいしゃさん」と答えると、ダミアンはたいしたことないな、と馬鹿にします。アーニャは怒りを感じますが、ヨルがちょっとした意地悪は笑って流せた方がかっこいい、と言っていたことを思い出し、フッと笑って見せます。その絶妙な作り笑顔が余計にダミアンの怒りを買い、アーニャはダミアンと取り巻きたちにちょっかいを出され続けてしまいます。しつこく悪口を言われ続けたアーニャは、ついに我慢できなくなってしまいます。そして、ヨルから入学前に特訓してもらった必殺パンチをダミアンにかましてしまいました。パンチされて吹っ飛ばされたダミアンは泣き出してしまい、先生も戻ってきて問題になります。アーニャはごまかそうとしますが先生に諭され、ダミアンがベッキーの足を踏んでいたから怒っちゃった、と説明し「ごめんなさい」と謝ります。
保護者の懇親会に出ていた黄昏は、ヘンダーソン先生に呼ばれ、アーニャがダミアンを殴ったことを伝えられます。アーニャが私憤を抑え友達のために怒ったと解釈したヘンダーソン先生の裁量で、本来は暴力=雷3つのところを、アーニャには雷1つが与えられることになりました。初日から罰を受け、ダミアンとの仲も悪くなってしまったことに黄昏は顔を青くしました。
SPY×FAMILY【第8話】感想「アーニャの余裕ぶった作り笑顔が絶妙」
入学初日からダミアンとケンカして雷を喰らってしまうという、フォージャー家にとっては散々な入学式になってしまいました。殴ってしまったアーニャも良くはないですが、ダミアンや取り巻きたちも散々アーニャをからかったり悪口を浴びせたりしていたので、どっちもどっちかなぁとは思います。小学生らしいケンカかもしれないですね。
最初にダミアンにバカにされたときの、アーニャが見せた絶妙な笑みが面白かったです。いじわるを笑って流せるのがおねえさんだとヨルに言われていたアーニャは、アーニャのなかで最大限余裕ぶったのであろう「大人の笑み」をみせます。目を細め、両側の口角をあげてニマリと笑うアーニャの表情がおもしろく、また余裕ぶってるのがかわいらしくもありました。そんなアーニャの表情をみて、ベッキーは「笑って流せるなんて大人!」と受け取りますが、ダミアンは「バカにしてんのか!?」と火に油を注ぐ結果になってしまいます。笑顔でいたら大丈夫だとヨルに言われていたアーニャとしては、「ははうそつき。えがおやくにたたない」と内心で思っており、そんな姿も可愛らしかったです。
ダミアンくんとはケンカしてしまったアーニャですが、ベッキーとは仲良くなれたようです!先生に怒られたとき、アーニャはヨルが「力の正しい使い時、それは例えばお友達をピンチから助けるときのような…」と言っていたことを思い出し、考えた結果ベッキーの足をダミアンが踏んでいて怒っちゃったと話しました。ベッキーはそれを聞き、アーニャが自分のために怒ってくれたのだと感激したようです。アーニャが怒った理由を聞き、ヘンダーソン先生もアーニャを認めており、アーニャの機転のおかげでベッキーや先生との関係性が上手くいくという結果になりました。経緯はどうあれ、仲の良い友だちができると安心ですね!
前途多難な幕開けとなったアーニャの学校生活。アーニャはダミアンと仲直りすることができるのでしょうか?第9話に期待です!
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