北京オリンピックのスノーボードハーフ牌譜で平野歩夢選手が見事1位の金メダル獲得!
人類史上最高難度の技「トリプルコーク1440」を成功させ、3回目の最終滑走で逆転!
96.00で金メダル獲得となりました。
東京オリンピックでもスケートボードで出場し、夏と冬の二刀流としてオリンピックに出場し、見事な金メダル獲得は本当にすごいですね。
平野歩夢選手は15歳にして初出場となった2014年ソチオリンピックでの日本人最年少メダリストとなって一躍脚光を浴び、2018年平昌オリンピックでも銀メダルを獲得、今大会の北京オリンピックで3大会連続となるメダル獲得しているのでとても長い間オリンピックメダリストとして注目の選手です。
そんな日本のスノーボードハーフパイプで初の金メダル獲得という偉業を成し遂げた平野歩夢のイメージがなぜか悪い??
実は私もその一人。
若くして活躍をされている中での会見で態度が悪い??「ちっ」などの発言をしたようなイメージを勝手に持っていたのですが間違っていたようです。
その勘違いを生んでいる原因となるのは、国母和宏というスノーボードハーフパイプの選手でした。
国母2005年ワールドカップで優勝するなどスノーボードで活躍した選手でしたが、2010年バンクーバーオリンピックに向かう際に
日本選手団の公式ユニフォームを腰パンし、緩めのネクタイ、ブレザーは前を開けっ放して着崩すというスタイルで、競技をする前から抗議が殺到し、批判を浴びた選手です。
日本選手団公式服装着用規定に違反するとして、当時の監督に厳重注意を受けており、翌日のハーフパイプの記者会見にて
「気持ちは何も変わっていない。自分にとって五輪はスノーボードの一部で特別なものではないので」と回答。
厳重注意を受けた服装については、「ちっ、うっせーな」「反省してまーす」と発言。
これが引き金となってさらに批判を受けることになった国母選手。
国母の応援会は中止され、一時はオリンピック競技への参加を辞退させる意向も伝えられたほど。
結果オリンピックでの記録は8位と振るわず、国母選手の印象をとにかく下げてしまうこととなってしまったのです。
この2010年の出来事が印象として残っている人が多いのか(私もそうでした)
ハーフパイプでメダルの期待されている平野歩夢選手と当時の国母選手が重なって見えてしまい勘違いを生んでいるようです。
平野歩夢選手と当時の国母選手で似ている点といえば
ドレッドヘアー(髪型)
ピアス
ドレッドヘアーもピアスも今になってみれば、そこまで珍しくもないですが2010年当時はまだメジャーではなかったかもしれませんね。
国母選手=「ちっ、うっせーな」「反省してまーす」=態度悪い=スノーボードハーフパイプ=メダルの期待=ドレッドヘアー=平野歩夢
みたいな感じで
繋がってしまったのかもしれません。
そんな国母和宏さんも今ではスノーボードを教える側の人間として活躍されています。
この言葉まじで刺さるな
平野歩夢選手の、この言葉めちゃくちゃ刺さるな
ドレッドも国母選手の憧れからかな? pic.twitter.com/uv550qvfEN— はゆ☮️ (@___HaaYU) February 11, 2022
平野歩夢選手も教えられる側の一人で接点があり平野歩夢選手からするとリスペクトすべき存在のようです。
一部のインタビューの受け答えで全てを否定されてしまった国母選手へのリスペクトを持ちつつ、ショーン・ホワイトからのバトンを受け継いだこの青年のストーリーが完璧すぎる。
個人的にはエンジェルスの大谷さんクラスなんだと声を大にして言いたい。
次の夢に向かって歩み続けて下さい。 pic.twitter.com/O19JNe7GOE
— 山梨の方を秒でフォロバするEDDY (@EDDY_official1) February 11, 2022
平野歩夢選手と、当時の国母選手がドレッドヘアーでスノボハーフパイプという共通点からなのか
本人もリスペクトしていて、あえてそのように見せているのかはわかりませんが
王者ショーンホワイトからのバトンを受け取った彼はとても好青年だということが想像できますね。
「ちっ、うっせーな」「反省してまーす」発言をしたのは、当時のスノーボードハーフパイプ競技に出場した国母選手であり平野歩夢選手ではない!
この勘違いをしっかりと正すよう、記憶の上書きしておきたいと思います。
プライベートでも親交のある友人の堀米雄斗からもおめでとう!の声が!
歩夢おめでとう🥇 pic.twitter.com/1UatoAQa1k
— 堀米雄斗 (@yutohorigome) February 11, 2022
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夏の王者と冬の王者が同い年で親交があって高め合っていける関係はとってもいいことですね。
これからも、平野歩夢選手の活躍に期待をしていきたいと思います。
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