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“異色の経歴の持ち主”ウクライナ大統領、どう動く?ロシアによるウクライナ侵攻問題の行方

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はじめに

緊張が続く、ロシアのウクライナ侵攻問題。
ヨーロッパの情勢に対して深い理解があるわけではないですが、この問題は決して対岸の火事ではなく日本にとっても中止すべき問題と思いネットやTVのニュースに注目しています。また、日本経済や米国経済だけでなく、世界経済に与える影響も大きく、「戦争が始まるかも」や「ロシアがこの数日中にウクライナ侵攻する」などの報道で株価も乱高下している状況。

武力行使ではなく政治的な解決方法はないのか?と思うところではありますが、ロシアやウクライナだけでなく、ヨーロッパ諸国(NATO加盟国)、アメリカなどそれぞれの立場で思惑が違うようです。
そんな渦中のウクライナ情勢について「日曜報道 THE PRIME」を見ている、ウクライナ大統領についての情報を知りました。

ウクライナ第6代大統領 ウォロディミル・ゼレンスキー氏

名前 ウォロディミル・オレクサンドロヴィチ・ゼレンスキー
年齢 1978年1月25日(44歳)
政党 国民のしもべ
経歴 コメディアン・俳優・脚本家

ウクライナ大統領のゼレンスキー氏は異色の経歴の持ち主です。
ゼレンスキー氏は、大学で法学を専攻し、弁護士資格を取得後、テレビ・映画・舞台などを制作する会社を設立。
自身がコメディアン、俳優、脚本家として活躍されたのちに、2019年大統領に選出されています。

コメディアン・俳優出身の大統領という事だけでも驚きで日本では考えられないような経歴ですが、面白いのはその先。

すべてはシナリオ通り?ドラマから生まれた大統領


ウクライナで超人気となったドラマにゼレンスキー氏は過去出演しています。

ドラマタイトルは「国民のしもべ」

このドラマの中でゼレンスキー氏は、政治経験のない教師が大統領になり活躍するという役を演じています。
国民からは現実の大統領選挙への出馬を期待する声が出たほどの人気だったようです。

この国民からの後押しを得て、ゼレンスキー氏は出馬。
政党名はドラマのタイトル「国民のしもべ」とし、大統領府副長官に「国民のしもべ」脚本家を入れるという徹底ぶり。
しかも支持率は驚異の73%で見事大統領になったのです。

ドラマで演じたゼレンスキーが現実の大統領になるというシナリオが成立するのは日本ではあり得ない事ですよね。
そんなゼレンスキー氏は、ロシアとの親交よりもNATO加盟を目指す事となります。

NATO入りを目指すウクライナ大統領ゼレンスキー氏


NATO入りを目指すゼレンスキー氏。
実はこれが、ロシアによるウクライナ侵攻のきっかけとなっているようです。

ロシアは古くはナポレオンが攻めてきた時も、ドイツナチスが攻めてきた時もウクライナの地域があったことでロシア本国を守る事ができたという解釈があり、ベラルーシやウクライナなど、ヨーロッパ西側諸国からの侵攻を防ぐためには重要な役割の地と認識しているという事です。

直接NATO勢力とロシアが対峙する境界線を広く取ることで、ロシアとしては安心感を得られる。
この安心感をウクライナが崩そうとしている、という事に怒りウクライナへの圧力(嫌がらせ)をかけているという状況になっています。

NATO加盟に対するウクライナ国民の声

ウクライナ国民はどのように考えているのでしょうか?

ウクライナはNATOに加盟すべきだと思う。
もしNATO加盟国であればこんな状況になることはなかった。


2014年のロシアによるクリミア侵攻時よりもひどい状況だ。

NATO加盟の行方

NATOに加盟するためには、さまざまな基準をクリアしないと入れない。
ウクライナが仮に加盟できるとしても10〜20年後ではないか?

今回のロシアによるウクライナ侵攻の状況は危機的な状況にあり、ウクライナのNATO加盟は厳しい状況ということのようです。

現状ウクライナでは、親ロシア派と反ロシア派との小競り合いが続いていて、それぞれが「相手から攻撃された」ことを理由として応酬しているという状況。
この小競り合いがロシアによるウクライナ侵攻の引き金となるのではないか、今すぐにも侵攻が始まるのではないか?と、とても心配な状況です。

ウクライナ大統領ゼレンスキー氏による各国への交渉


そんな中、ゼレンスキー大統領はポーランド、イギリスとの交渉し

ロシアの侵攻が続く中、ウクライナを支援し続け、ウクライナの主権、独立および領土保全の擁護を約束

を取り付けることとなり
ウクライナ、ポーランド、イギリスの3国による共同声明を出しています。

ウクライナ情勢に詳しい専門家からは、核保有国のイギリスやポーランド支援に力を入れるポーランドと手を組めたことは、現在取り得るロシアへの最大の牽制だ。と言われているようですが、現実はそう甘くはないということなのでしょうか・・・。

ヨーロッパ西側諸国とロシアとの関係

ヨーロッパ諸国は液化天然ガス(LNG)をロシアに頼っており、特にドイツはロシア依存度が高いということ。
この駅か天然ガス(LNG)は地続きであるヨーロッパをパイプラインで横断しており、ベラルーシやウクライナを経由してヨーロッパ西側諸国へと供給しており、今回のロシアによるウクライナ侵攻問題は各国の立場によって思惑が違うようです。

ロシアは液化天然ガス(LNG)の供給を武器に、ウクライナの暴発きっかけで侵攻中。
ヨーロッパ西側諸国(特にドイツ)はできれば穏便に政治的解決を提案。

ヨーロッパ西側諸国は仮に戦争となったとしても、NATO加盟国であれば、全力で侵攻を阻止する動きを取るのでしょうがウクライナを守る(加担する)大義名分は無く、直接的にウクライナを守る武力行使は控え、人道的な支援等にとどまるのではないかという見方。

[chat face=”fuku_shirome.png” name=”フク太郎” align=”right” border=”gray” bg=”none” style=””]ロシアからのエネルギー供給が絶たれることのリスクと引き換えに出方を見ているということじゃのう[/chat]

NATO加盟に対してのハードルが高い(上げている)理由は、ロシアとの政治的な関係も1つの要因ということのようです。

アメリカの動き次第で戦争が勃発?

ヨーロッパ西側諸国の動きはこれまでの通りですが、ここにアメリカも入るのでやっかいです。
アメリカは「ロシアによるウクライナ侵攻はすでに水面下で始まっている」とし首都キエフに向けて着実に周りを固めつつあるという認識となっています。
アメリカとしては、正義なき戦争を止めよという使命感を元に、ロシアによるウクライナ侵攻があった場合は「武力行使もあり得る」と言った発言をバイデン大統領がしています。
ただ、バイデン大統領の強い発言ほど実際の武力行使への準備はあまり見えてこないというもの。
ロシアは、「ウクライナ侵攻を行う」、もしくは「ウクライナ侵攻までのプロセス」に対して、アメリカや世界の反応・行動を見ながら着実にウクライナ侵攻の準備をしているということ。
特にアメリカの動きによっては、大きな戦争へのきっかけになる可能性が高くなっているという状況です。

これは、決して対岸の火事ではなく、この状況を外から見守っている中国や北朝鮮の今後の動きにも関わってくる問題です。
中国は台湾への侵攻時の対応シミュレーションとし、北朝鮮も同様にアメリカの出方を見て今後の動きを考えていると思われます。

日本もロシアとは北方領土問題が未解決のまま。
アメリカとロシアがウクライナで戦争を始めるということは、千島列島での緊張も高まるということになります。

一度、戦争となると世界情勢の不安は広がり株式市場は大暴落。。。というようなことも起きうるため、日本株式市場も米国株式市場もニュースが出るたびに乱高下。。となっていますが、とにかく戦争が起きないことを祈り見守るしかないという状況です。

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