警視庁公安部は、神真都Q会(ヤマトキュー)の自称リーダーの倉岡宏行(43)をクリニックに無断で侵入したとして逮捕しました。
倉岡宏行は現在、岡本一兵衛と名乗り活動しています。倉岡宏行は俳優時代にナイフで人を刺した殺人未遂事件も起こしています。
倉岡宏行の生い立ちはどのようなものなのでしょうか。調査します。
倉岡宏行は父親のコネで俳優になった
倉岡宏行の父親は、俳優の岡崎二朗(78歳)です。父の岡崎二朗の本名は「倉岡 誠」です。
倉岡宏行は父親の芸名と同じ姓の岡崎を使い、「岡崎礼」という名前で、2006年頃から俳優として活動し、Vシネマで主演を演じるほどの人物でした。極道や暴走族の役が多くこなしています。
特にオーディションなどを経た経歴がなく、父親である岡崎二朗のコネで芸能活動を開始したものとみられます。
倉岡宏行は俳優として2000年から2007年まで、22歳から29歳くらいまでの7年間、50本以上の映画に出演して俳優として活動していたようです。

倉岡宏行神真都Q生い立ち|岡崎二朗と岡崎礼
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— 𝓣爺@低浮上 (@ama_hotei_g) October 21, 2018
俳優「岡崎礼」時代にナイフで刺して殺意未遂
2007年に知人の男性をナイフで刺したとして、殺人未遂容疑で逮捕されています。
住所不定の俳優倉岡宏行容疑者(28)で、岡崎礼の芸名でビデオ映画などに出演。
俳優岡崎二朗さんの長男という。調べでは、倉岡容疑者は、事務所にあった刃渡り約10センチの登山用ナイフで、
男性の右脚の付け根と太ももを2回刺し、約2週間のけがを負わせた疑い。倉岡容疑者は約半年前にトラブルで事務所を解雇されていた。
事件当時、男性に「使ってくれ」などと話していたが、
男性が別の相手に電話をかけたため「無視されたと思った」と供述しているという。

倉岡宏行神真都Q生い立ち|岡崎礼は殺人未遂の犯罪者
倉岡宏行の身勝手すぎる殺人の動機
倉岡宏行はなぜトラブルを起こしたのでしょうか。
殺人未遂の動機は、相手が自分の要求を受け入れてくれずに無下に扱われてカッとなったということです。
倉岡宏行神真都Q生い立ち|岡崎礼は殺人未遂の犯罪者
倉岡宏行の生い立ち
倉岡宏行の生い立ちを見ていきましょう。
- 生年月日:1978年(昭和53年)9月24日生まれ(現在43歳)
- 1997年:桜美林高等学校卒業
- 2000年:新GONINという映画で俳優デビュー
- 2007年:殺人未遂で逮捕
- 2008~2020年までの12年間は不明(3年から5年の刑期があったものとみられます)
- 2021年:神真都Q結成し岡本一兵衛(いちべえ)という名前でリーダーを名乗る
- 2022年4月:渋谷区の接種会場に、不法に侵入した疑いで逮捕
- 2022年6月:新宿区の接種会場に、不法に侵入した疑いで逮捕
現在は東京都大田区田園調布本町に住んでいましたが逮捕され、5月10日に起訴されています。
倉岡宏行が再逮捕!怯える子どもらに脇目もふらず
2022年6月2日に倉岡宏行容疑者が再逮捕されました。これで3回目の逮捕です。
今回の容疑も前回2回目と同じく、建造物侵入の疑いでの再逮捕です。

集団接種会場を回っていたらしいですから、さらに再逮捕が増えそうですね。

こりゃしばらくムショから出られんなwww
倉岡宏行|裁判中はマスク着用「起訴内容、間違いありません」
新型コ●ナウイルスのワクチン接種会場に侵入したとして、建造物侵入罪に問われた反ワクチン団体「神真都(やまと)Q会」元幹部、倉岡宏行被告(43)ら5人の初公判が6日、東京地裁(平出喜一裁判長)であった。 5人とも「間違いありません」と述べ、起訴内容を認めた。 検察側は冒頭陳述で、倉岡被告らがマスクを着用せずに接種会場に侵入したことで「ワクチン接種が中断したり、避難を強いられたりして受けられなかった人も出た」などと指摘した。法廷では、倉岡被告らはマスクを着用していた。(時事通信より引用)
神真都Q会は、米国の陰謀論集団「Qアノン」の日本支部をうたい、ワクチン接種の反対デモなどを展開。ツイッターなどの交流サイト(SNS)を通じて全国規模で支持者を拡大、今年2022年3月に一般社団法人となったが、「凸(とつ)」と称して接種会場にアポなしで押しかけるなど、過激な活動を繰り返すようになっていました。
神真都Q会の中心人物の一人だった倉岡宏行被告は、主に人集めなどを担っていたといいます。
公判では「当時は、自分が正義を背負っていると思っていた。寝ずに働く医療従事者や、子供を感染させたくないという親の気持ちが分からなかった」などと反省の弁を口にするとともに、退会届を出したことや、今後は会の解散を請求していく方針を明かした。
倉岡宏行が有罪判決(懲役1年6月、執行猶予3年)

倉岡宏行が有罪判決(懲役1年6月、執行猶予3年)
倉岡宏行が2022年12月22日午前10時頃に開かれた裁判で有罪判決を受けました。
東京地裁は「接種会場に10数人で係員の制止を振り切って強引に侵入するなど多数の共犯者による計画的犯行」と指摘した上で、「接種会場で勤務していた人が恐怖や不安に襲われ悪質」「自分たちの意見を押し通すためにあえて犯行に及んだものであるから厳しい非難を免れない」と話しました。
一方で「神真都Q会に退会届を提出するなど反省の態度を示している」として倉岡被告に懲役1年6カ月、執行猶予3年(求刑懲役1年6月)、を言い渡しました。
また、中川昇被告(65)ら2人に対し懲役10か月、執行猶予3年、三輪麻希子被告(50)ら2人に対し懲役1年、執行猶予3年の有罪判決を言い渡しました。

過去に服役してても、また別で犯罪を犯したら執行猶予はつくんだね。服役したら一旦そのことはチャラってことか。
倉岡ってが退会届を提出してたんだ。さらに神真都Q会解散請求する?そんなことしたところで残党が第二第三の模倣団体を作って同じことをするだけじゃんね?
こんな口先だけの反省なんか誰も信用しないって

事件を起こさず、地道に役者をやっていれば、お父さんは越えないにしても、そこそこ良いVシネ役者になってたと思うんですけどね。
倉岡宏行の父親が法廷で「思想を変えるのは難しい」
一兵衛氏(倉岡宏行)の父親が、法廷で語ったこんな言葉を思い出した。それは一兵衛氏の性格についてであり、同時に、陰謀論のおそろしさを示すものでもあった。
「ひねくれているところがある。『カラスは黒だと言えば振り向いてもらえない。白だと言えば、(動画共有サイトの)ユーチューブなどでこいつは何を言っているんだと振り向いてくれる』と」
「なかなか思想みたいなものを変えるのは、難しいところがあります」(AREA.dotより引用)
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