上島竜平自殺理由はうつ「チューできなくて悩んでた」首つり自殺

お笑いトリオ「ダチョウ倶楽部」のメンバーで、お笑い芸人の上島竜兵さんが2022年5月11日午前0時ごろ首をつって自殺したことがわかりました。

上島竜兵さんはなぜ自殺してしまったのでしょうか。遺書の全文情報や自殺とみられる理由などについてもまとめています。

上島竜兵はチューできなくて悩んでいた
上島竜兵の自殺理由「老人性うつで急に精神不安定に」
上島竜兵の自殺経緯「やる気がでた時が逆に危ない」
上島竜兵の死因は首の圧迫による窒息死
上島竜兵の死亡に芸能界からお悔やみの声

上島竜兵はチューできなくて悩んでいた

上島竜兵はコ〇ナになってから、自身の持ちネタである「チュー」「キス芸」が出来なくなったと悩んでいることを打ち明けています。

ダチョウ倶楽部の上島竜兵と出川哲朗チューの画像・写真（ORICON NEWSより引用）

ダチョウ倶楽部の上島竜兵が１５日、読売テレビ「上沼・高田のクギズケ！」（日曜、前１１・４０）に出演し、新型コ〇ナの感染防止のために、定番のキス芸ができなくなったと明かした。収録でとったものも編集作業でカットされているという。

番組では、新型コ〇ナが及ぼす影響について話し合い、上島は「僕は、ギャグでけんかしてチュってやるのがもうできなくなった」と定番のギャグができなくなったことを困り顔で訴えた。共演者や収録観覧者から驚きの声があがった。

上島は「収録でとったのも全部、編集でカットされたり」とも補足した。共演者からは、現在はドラマや映画の撮影でもキスシーンがなくなったとの声があがった。（デイリーより引用2020.03.15）

ひより

チューしすぎて悩んでたのかと思ったら、できなくで悩んでたんですね。

ダチョウ倶楽部の上島竜兵と有吉弘行チューの画像・写真（ORICON NEWSより引用）

上島龍平のチューをするキス芸はどのような芸なのでしょうか。

「そもそも上島のキス芸は、他のメンバーや芸人と顔を突き合わせて口論を始めた上島が、最終的に仲直りをしてそのままキスをするという定番のギャグ。当初は、リーダーの肥後克広や同じいじられ芸人の出川哲朗を相手に披露していたが、そのうちに共演した女優にキスを迫るというギャグになっていった。過去には本田翼や夏帆がターゲットになり、危機一髪の場面もありました」（Asagei＋より引用）

上島竜兵とキスするアンガールズの田中卓志（スポニチより引用）

ダチョウ倶楽部の上島竜兵と松本潤チューの画像・写真

ダチョウ倶楽部の上島竜兵と櫻井翔チューの画像・写真

上島竜兵と吉幾三“キス芸”を披露した（オリコンNEWSより引用）

上島竜平さんを知る関係者によりますと、次のように話しています。

コ〇ナ禍で、仕事が減り、自身の看板芸である「キス芸」が出来ずに悩んでいました。アクリル越しに「チューする」という”対策”も講じましたが、これもなかなかお茶の間では理解が得られないかもしれないという理由と、BPO （放送倫理・番組向上機構）からもNGとなりそうという2つの理由から、カットが続いていました。以前はオファーが殺到していたのに。。。

また、芸能人が集まる「上島竜兵会」でも上島さんを慕う芸人が集まり、以前はさかんに開かれていましたが、ここ2～3年は減っています。

キス芸を披露する場所や交流する場が少なくなってしまって「なんだかなぁ」「やってらんない」とつぶやくことも多く気落ちしているようでした。

上島竜兵の自殺理由「老人性うつで急に精神不安定に」

上島竜兵さんは本当にチューできないことに悩んで自殺してしまったのでしょうか。

上島竜兵恩人・志村けんさん「今でも１人でいると…思い出します」（デイリースポーツ onlineより引用）

報道では、すぐに死因が縊死（いし）と伝えられ、首つり自殺だったということが判明しました。

とすこ

え？渡辺裕之さんに続いてまた首つりですか？

上島竜兵さんは東京都中野区の自宅にて、2022年5月11日午前0時ごろに首をつっているのを家族により発見されて病院へ搬送されましたが死亡が確認されたということです。

警察が動いている様子はなく、当初から事故や事件の可能性は低いとみられていたようです。現場の状況から自殺と判断されたものとみられます。

上島竜兵の自殺理由「急に発症する老人性うつ」

近年、高齢者の自殺も減っているという中、渡辺裕之さんの自殺に続いて、上島竜兵さん自殺。理由は何だったのでしょうか。

シニアのライフスタイルをまとめている情報サイト、「シニアガイド」によりますと、60代以降からの自殺の原因は、圧倒的に健康問題とされています。

その健康問題のなかに「高齢者鬱」「老人性うつ」「老年期うつ」が入っているものとみられます。

上島竜兵の自殺理由「うつで精神不安定」60代以上の自殺理由は健康問題が最多（シニアガイドより引用）

上島竜兵さんは渡辺裕之さんと同じように、精神疾患に悩まされていたのでしょうか。調べてみても上島竜兵さんについて、最近で特にこれといった病気を患っていた様子はありませんでした。

ひより

では、上島竜兵さんは一体どんな悩みを抱えていた可能性があるのでしょう。

とすこ

鬱や男性の更年期障害や自律神経失調症が話題となってるよね。

ひより

特にうつは自殺率が高いって言いますからね。

自殺者の70～90％が生前に何らかの精神疾患に罹患しており、60～70％はうつ病であったといいます｡ DSM‐1V‐TRでは、重症うつ病に該当する患者の6人に1人は自殺に終わるとの報告もあります。このように、うつ病患者の自殺率は、一般人口に比べて、少なく見積もっても数十倍も高いです。（杉浦こころのクリニックより引用）

また、高齢者の｢うつ病｣ほど早期治療が必要と和田精神科医は警鐘しています。

高齢者の｢うつ病｣ほど早期治療が必要な理由

この記事の中でもうつ病での自殺者がかなり多い事を述べており、早期の治療が必要ということでした。

いちばんの問題は、「うつ病が原因で自殺する人」がかなり多いということです。欧米での推定では、自殺した人の約70％は、うつ病にかかっていたとみられているのです。

ほんの数年前まで、日本では「年間3万人超」の人たちが、さまざまな理由で悩みを抱いた揚げ句、自殺の道を選択していました。しかし、その後の対策によって、自殺者は減少しています。

この自殺者数の減少には、何かと評判が悪い、かつての民主党政権が自殺対策を行ったことが影響したといわれています。民主党政権のときに、うつ病対策として、「お父さん、眠れてる？」というポスター告知を展開するなど、「うつ病の疑いがあれば早期に医者にかかる」ことを推奨したのです。（和田秀樹精神科医：東洋経済オンラインより引用）

この記事の中では、うつ病は老人性うつは急に発症するとされています。

認知症とは違って、うつ病は急に発症し、不眠に代表される「睡眠障害」や「食欲障害」を合併することが多いのが特徴です。（和田秀樹精神科医：東洋経済オンラインより引用）