デスマフィンがX(旧:ツイッター)で話題となっています。
デスマフィンとは何か?同時にトレンド入りとなったCLASSⅠ(クラス1)とは?
デスマフィンとは何?
デスマフィンとは、2023年11月11日、12日に東京ビッグサイトで開催されたアジア最大級のアートイベント『デザインフェスタ』で食中毒被害が発生したマフィンのことです。
食中毒で話題となった当初は、「デザフェスマフィン」と呼ばれ「デザインフェスタのマフィン」を短縮した言い方・使われ方をしていました。
しかし、騒動が主要メディアでも報じられてからさらに炎上し「デザフェス」が「デス(death)」に言い換えられ「デスマフィン」というワードが誕生しました。
このワードが一般的に、わかりやすく使いやすい言葉だったことから、Xを中心としたSNSで多く使われトレンド入りとなりました。
CLASSⅠ(クラス1)とは?
デスマフィンと同時にトレンド入りとなったCLASSⅠ(クラス1)。
CLASSⅠ(クラス1)とは、保健所で定められている健康への危険性の程度のレベルのことです。
クラスI:クラスIとは、その製品の使用等が、重篤な健康被害又は死亡の原因となりうる状況をいう。
【分類例】
・腸管出血性大腸菌に汚染された生食用野菜、ナチュラルチーズなど加熱せずに喫食する食品
・ボツリヌス毒素に汚染された容器包装詰食品
・アフラトキシン等発がん性物質に汚染された食品
・有毒魚(魚種不明フグ、シガテラ魚等)
・有毒植物(スイセン、毒キノコ等)
・シール不良等により、腐敗、変敗した食品
・硬質異物が混入した食品(ガラス片、プラスチック 等) などクラスII:クラスIIとは、その製品の使用等が、一時的な若しくは医学的に治癒可能な健康被害の原因となる可能性があるか又は重篤な健康被害のおそれはまず考えられない状況をいう。
【分類例】
・一般細菌数や大腸菌群などの成分規格不適合の食品 などクラスIII:クラスIIIとは、その製品の使用等が、健康被害の原因となるとはまず考えられない状況をいう。
【分類例】
・添加物の使用基準違反食品
・急性参照用量を超えない農薬が残留した野菜や果物 など
今回のデザインフェスタのマフィンは、保健所が確認したところ食中毒へのレベルが健康への危険性の程度のレベルが一番高かったため、CLASSⅠに認定されています。
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